住宅密集地域への建設は覚悟がいる

夢のマイホーム、どこに建てますか?私のお勧めは、開けていてそれほど民家が密集していない場所です。これは防災上の観点からそう考えています。昨年末、新潟県の糸魚川で大火がありました。自然災害によるもの以外では、大火は数十年ぶりの発生でした。住宅密集地に家を建てると言うことは、周辺部からの類焼の危険度が格段に高くなることを意味しています。地震に備えて、例え自宅を免震構造にしたとしても、隣の家が大破炎上したら、灰燼に帰してしまいます。だからと言って、隣り近所の家に、「お宅も免震化せよ!」とは言えません。密集市街地は便利だったり何かしらの良い理由があるから出来ているのです。その利点を踏まえつつも、リスクの面にしっかりと目を向け、しかるべき対策を講じつつマイホームを建てて下さい。必ず地震保険には加入してくださいね。地震火災の貰い火は一般の火災保険適用外ですから、地震保険に加入していないと一文も貰えませんよ。