今、マイホームを建てるようなファミリー世代にとって大きな問題は親の介護問題です。要するに長い期間住んでいく一戸建てを立てるのであれば、両親の介護をどうするかもポイントに考えてマイホームを建てる場所を検討しなければなりません。一緒に住む可能性が少なくとも、定期的に様子を見に行くことができる、いざという時にすぐに駆け付けることができるという基準で考えた場合、自身と配偶者の両親が住んでいる住所の中間ということが一番妥当性が高いのではないかと思います。もちろん、その住所が離れすぎている場合にはまったく前述のポリシーは崩れてしまうわけですが。もちろん、最初から施設に入るという大前提があるのであれば、こうしたマイホームを建てる場所の検討にも時間をかける必要は一切いらないわけですが。両親は血がつながっていようと義理であろうと大事にしなければなりません。ここで住まいの問題が出てくるのも必然的なことだと思います。